勤務態度が悪い無期の労働者について解雇をしたいが就業規則上の規定が不明確な事例
- 2016.04.15
- 労務
- 労働契約の終了、懲戒・解雇
■労働者を退職させる一般的な方法 一般的な方法として、無期となった労働者を退職させる方法は以下の3つがあります。 ① 合意解約 ② 解雇 ③ 使用者からの一方的解除 ①の合意解約は当事者間で労働者の自主退職をする旨を退職時に 両者署名の上、解約するもので、これができれば いつ解約しても問題ありません。 ②解雇については、労働法上、会社の代表と、 労働組合の代表、当該労働者が懲罰会議を開催したうえで 会社が明確な証拠を示し、就業規則に定められた解雇事由を証明できなければなりません。 このときの注意点は、 ・就業規則に記載のある解雇事由であること ・それを示す証拠があること ・三者が同席する会議を開き、労働組合の意見ものせて議事録を作成すること です。 これ...
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