CMND (Chứng Minh Nhân Dân 12 số)とは、ベトナムにおける国民IDカードの一形態で、2012年頃から導入された12桁の個人識別番号を用いるシステムを指します。従来の9桁のCMNDから12桁へ移行することで、個人情報管理の精度を高めることを目的として発行されました。

• 運用時期: 2012年以降、一部地域から段階的に導入されました。
• 特徴: 9桁時代のCMNDと異なり、桁数が増えたことで重複のリスクが減少し、管理性が向上しました。
• 現状との関係: 後に「CCCD（Căn Cước Công Dân）」が発給されるようになり、一部ではCMND 12桁からCCCDへ切り替えが行われています。

ビジネスでは、個人情報の確認や公的書類の提出において、古いCMND（9桁も含む）とこの12桁CMNDのどちらを保持しているかで事務手続きが変わる場合があります。取引先がどのIDを所持しているかを正確に把握することで、契約書類などの作成に不備が生じないよう注意が必要です。

ベトナムの国民番号と変更について