ベトナムでのインターン受け入れ:労働契約かインターンシップ合意書か?
- 2024.12.14
- 労務
- 採用・労働契約
ベトナムで学生インターンを受け入れる場合、その法的関係は大きく分けて「労働契約」または「インターンシップ合意書」といった形態に整理することが可能です。両者は、法的責任や社会保険の義務、給与・報酬支払条件といった面で大きく異なり、適切な選択は企業側のリスク回避および運営効率に直結します。 1. 労働契約によるインターン受け入れ 基本的な考え方: インターンであっても、勤務時間や業務内容が正社員とほぼ同等であり、明確な労働提供義務を課す場合には、「労働契約」を締結することが原則的に適切です。労働契約を締結することで、ベトナム労働法(Labor Code No. 45/2019/QH14)および関連法令に定められた各種義務を遵守することになり、法的安定性が高まります。 メリット: ...
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