労働法改正の2017年4月の草案での修正点(情報更新)
- 2017.05.03
- 労務
- 労務一般
以前のQ&Aで労働法改正草案について解説しましたが、新しく2017年4月に草案が出ており、一部変更がありました。 ■残業時間の上限の引き上げ(新草案) 残業時間については、前回の草案ですと上限が600時間の案が出されていました。 (現行法は原則200時間、特別な場合でも300時間) しかし、今回の草案では、400時間/年が上限とされており、前回の草案よりも上限時間が下がりました。 一方で、時間外労働が連続5日を超えないという規定が削除されました。 【現行労働法】 第106条 時間外労働 1.時間外労働とは、法律、労働協約または就業規則に規定する通常の勤務時間以外の時間に就労することをいう。 2.使用者は、次の条件を十全に満たしている際に、労働者に時...
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