裁判と仲裁はどのように選択すればよいですか。
- 2016.04.25
- 紛争解決
- 訴訟・仲裁
■裁判と仲裁 紛争解決は通常は仲裁か裁判のいずれかによることになります。 仲裁の場合、仲裁機関は複数ありますが、一般的にはVIAC(ベトナム国際仲裁センター)による仲裁が選ばれています。 外国企業が関係する場合、外国の仲裁機関(シンガポール等)を選択することもあります。 仲裁の場合、あらかじめ契約書において法定の事項(仲裁合意)を合意しておく必要あるため注意が必要です。 ■裁判と仲裁の相違 では、契約時、どのような観点で裁判と仲裁とを選べば良いのでしょう。 1)ベトナム国内の紛争の場合 ベトナム現地法人同士(日系含む)の紛争の場合、ベトナム国外では紛争解決できないと考えられています...
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